◇住所: 広島県広島市中区白鳥北町1-41
◇電話: 082-221-5472
◇HP: http://www.yasuda-u.ac.jp/es/
◇アクセス:
・アストラムライン「白鳥」駅から徒歩2分
・バス停「白鳥北町」「牛田大橋」「白鳥九軒町」から徒歩
◇創立: 1956
◇児童数: 490
◇募集人数: 男女80名
◇併設校: 安田女子短期大学付属幼稚園、安田女子大学付属幼稚園 、安田小学校、安田女子中学校、安田女子高等学校、安田女子短期大学、 安田女子大学、安田女子大学大学院
◇昼食: 弁当
◇制服: あり
◇スクールバス: あり
◇入学金: 280,000円
◇授業料: 42,000円/月
◇その他:
保護者会費 400円/月
修学旅行積立金 5,000円/月
【学園訓】
学園訓 柔 し く 剛 く は、
学園の創設者・安田リヨウの、女性としての生き方であり、学園の精神でもあります。
「柔しく」 心づかい、気くばり、思いやりといった、人間と しての ”品格”
「剛く」 たとえば、意志、知識、技術など、自分を支える実力
たとえ時代環境が変わっても、 柔しさと剛さを身につけていれば、自信を持って生きていけるはずです。 創立以来96年。大正、昭和、平成と、大きく変化する時代を乗り越えて安田学園が確固たる足場を固めてきたのも、この普遍の理念を貫いてきたからではないでしょうか。
安田学園の精神はこれからも変わることはありません。
【教育方針】
◇建学の精神「柔しく剛く」を柱に
本校は昭和31年の開校以来、54年の伝統と実績を有する学校です。この間、一貫して建学の精神「柔しく剛く」の教えのもと、人への思いやりや礼儀正しい態度、ものごとをやり抜いていく強い意志とそれを支える知識・技術を有する子どもを育ててまいりました。時代は変わっても、眼差しを未来に向けて、地に足を踏みしめて一歩一歩歩いていくことが人の姿である限り、現代においても「柔しく剛く」は時代を突き抜けていく精神です。本校のすべての教育活動は、この教えをもとに展開してまいります。
多くのことが激変しています。時代に対応して、人は、学校は、私たち教師は、子どもたちは変化していかなければなりません。しかし、変化を見つめるのは人の眼差しです。物事を推し進めるのは人の一歩一歩です。人と共に学び、地に足を踏みしめ、粘り強くやりぬくことなしには物事は身に付きません。人がまず毅然と立っていることが出発点です。
変わらなければならないもの・変えてはならないもの・大切に守っていかなければならないものなどをしっかり見極めながら、前へ進んでまいります。
◇今、教育界に要請されているもの
今、世界は地球的な規模で考えなければならない問題が山積しています。不況・食料・飢餓・環境・人口・核・紛争・金融・貧困、これらの問題をグローバルな視点から捉えて解決への道筋を考えていくことのできる人材を育てなければなりません。日本の教育現場においても、学力低下の問題、道徳心の欠如など心の問題は待ったなしの課題です。激変する時代に対応して、学校は改革を進めていかなければなりません。21世紀に対応した質の高い学びを保証する授業を創造していかなければなりません。思いやりの心の育成に向けての方策を立て、地道な実践を押し進めていかなくてはなりません。
◇新たなる挑戦
昨年度より、新たな取り組みがスタートしました。改革の第一弾として、教育方針の変更があります。40年近く続いてきた教育方針を見直し、再構築をしました。建学の精神を具現化していくための視点を下記の4つに決め、徳育・知育・体育のバランスの取れた子どもを育成するとともに、目標に向かって粘り強く実践し、夢や志を実現していく子どもに育ててまいります。
① 豊かな心でやさしい子 (徳育)
② 進んで学びがんばる子 (知育)
③ じょうぶな体で明るい子 (体育)
④ よく考えてやりぬく子 (実現力・実践力)
また、改革の第二弾として、新教科「くすのき」がスタートいたしました。この教科は「柔しく剛く」の教えをより具現化していくもので、これまでの教科学習(生活科・総合的な学習など)や道徳の取り組みを更に進化発展させたものとなっています。礼儀指導や道徳的な学びを安全指導・宿泊学習・日本の伝統文化などの体験で実践し、反省していく中で、更に道徳性を高め、人としての品格を形成する内容になっています。さらに、「くすのき」には各教科でつけたい学力の土台となる能力を培う内容もあり、安田小学校らしい独自のカリキュラムが展開されています。この教科を通じて、人としての基本となる心構えや実践力を創り、高い志を持って社会に貢献していける子どもを育ててまいります。
次に、改革の第三弾として、昨年度より算数専科教諭と理科助手を採用しました。これにより、1年生から6年生までの算数指導を横断的に強化し、学力の底上げをしていきます。算数教育の質の向上・系統性の確立・専門性の強化なども進めてまいります。理科では、実験や観察を増やし、科学する楽しさを学ばせたいと考えています。理科教室の環境整備も進め、より質の高い授業を提供してまいります。
改革の第四弾として、今年度より業者に委託する昼食(デリバリー弁当)を開始します。本校では、創立者 安田リヨウ先生の「母親の弁当に勝るものはなし」という教えを大切にしてきました。母親がわが子のためを思って作る弁当は何物にも替えがたく、この教えは普遍的なものであると考えています。ただ、最近は共働きのご家庭も多くなり、パン食の子どもが増え、栄養面の偏りも気になっていました。そこで、昼食について検討し、業者に委託する昼食(デリバリー弁当)を実施することになりました。安田リヨウ先生のお考えは大切にしながらも、働く女性の方に優しい環境を作り、空いた時間は子育ての中でお子さんと向き合う時間に当ててほしいと考えています。また、保護者の皆様への子育て支援として、今年度より教育相談を実施いたします。登校しぶりや不登校・学校への不適応・問題行動等、教育全般についての悩み、家庭での学習習慣が身につかない、生活面での課題が改善されない等どんな小さな悩みでもお聞きし、助言をさせていただきます。
◇信頼・安心のできる学校を目指して
子どもたちが日々の授業の中で、「分かる」「できる」が実感でき、一人ひとりの確かな「学びの姿」を構築してまいります。また、日々の生活の中で、一人ひとりの「認められる場」「活躍のできる場」を大切にしていきたいと考えています。子どもたちが誇りの持てる学校、保護者の皆さまが安心し、信頼してお子様を託すことができる学校を目指して、また、社会に必要とされる学校、お子様の夢や希望を実現できる学校として今後も歩を進めてまいります。
【特色】
○しつけ・礼法指導の徹底
友だちへのあいさつ、身の回りの人へのあいさつ、学園訪問者へのあいさつ等、全教育活動で機会をとらえて指導しています。
あいさつや言葉づかいがよくなるように「あいさつ月間」「身だしなみをよくする期間」等を設けて指導しています。 「ありがとう」「ごめんなさい」が自然に言える児童を目指して指導しています。 児童会の活動、学級での話し合い等、具体的な行動を通して指導しています。
○低学年 少人数学級編成
一クラス約27人の少人数学級編成で子どもの成長に合わせた授業を行ないます。一人ひとりの子どもが活躍できる場を増やし、体験を通して学んでいきます。
個別指導を徹底し、生活習慣・学習習慣をこの時期にしっかり身につけさせます。
○英語教育
ネイティブスピーカーの教員による「本場」の英語にふれながら話す力や聞く力を身につけていく。国際化の時代をにらんだ英語教育を1年生から実践しています。
○コンピュータ 指導
1年からパソコンに親しみ、情報を活用するための基礎を培っていきます。
パソコン教室には児童用パソコンを42台設置、インターネットやホームページにもふれながら、情報社会にしっかり対応できる力を身につけます。
○新教科「くすのき」
「柔しく剛く」の教えをより具現化させていくための教科であり、これまでの教科学習(生活科・総合的な学習など)や道徳の取り組みを更に進化発展させたものとなっております。礼儀指導や道徳的な学びを安全指導・宿泊学習・日本文化などの体験を実践し、反省していく中で、更に道徳性を高め、人としての品格を形成する内容になっています。更に「くすのき」には各教科でつけたい学力の土台となる能力を培う内容も含まれています。
○5・6年教科担任制
他教科担任や学級担任との連絡を密に取りながら、各教科担任が専門的視野から効果的な指導を行います。
○技能教科専科制
専科教員により学年を追って児童を指導し、一人一人の技能を伸ばし豊かな感性を育てていきます。音楽科や図工科では自由発表や自由制作など自主性を大切にし、体育科では生涯スポーツにつながる教育を実践します。
○体力作り (基礎体力の増進)
一人ひとりの運動量の保障・バランスのとれた運動能力の伸長を考え、体育・スポーツの授業の充実や外遊びの奨励をし、生涯スポーツの土台となるよう推進しています。
はだしの奨励(4月~10月)
水泳・なわとび・鉄棒、マットのカードを使って、一人ひとりにめあてを持たせる。高学年は本校カリキュラムに沿った独自教科書を使用。
休憩時間や放課後の外遊びを通して自分の体力に関心を持ち、意識して増進できる子どもになれるよう指導して行きます。
教育の特色
・高学年全教科教科担任制
・低学年は、音楽、図工、体育を専科制導入
・低学年少人数学級編成
・3,4年生理科・社会専科制
・異学年縦割り活動
・朝の10分間読書
・1年生からの英語教育